
「全ての人と企業が、既存の枠を越えて挑戦できる世界を創る」という強いメッセージとともに、国内初のインテントセールスSaaS「Sales Marker」を立ち上げた小笠原羽恭(おがさわら うきょう)氏。
20代で起業し、日本の営業現場に革新をもたらす彼の軌跡には、ビジネスの最前線に立つ若き挑戦者ならではの熱意と戦略が込められています。
この記事では、小笠原氏の生い立ちやキャリア、価値観、そして彼が率いる「株式会社Sales Marker」の未来への展望までを深掘りしていきます。
小笠原羽恭氏のプロフィール

まずは、小笠原羽恭氏のプロフィールを見てみましょう。

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氏名 |
小笠原 羽恭(おがさわら うきょう) |
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生年 |
1994年 |
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出身地 |
青森県 |
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学歴 |
大学でソフトウェア工学を専攻 |
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職業 |
株式会社Sales Marker 代表取締役CEO |
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趣味 |
アプリ開発、社会課題について考えること |
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公式X |
小笠原羽恭氏は青森県の出身で、虫が好きな少年でした。当時のテレビで地球温暖化を取り上げたニュースを見て、虫たちのために地球温暖化の問題の解決策を考案。その作文が県内のコンテストで入賞した経験から、社会課題の解決を考えるようになったそうです。
中学生の頃にはすでにIT系のサービスで起業し世の中の社会問題を解決していくということに興味があったと言います。彼の父が大手メーカーのエンジニアだったことから、幼いころからデジタル環境が身近だったことも関係しているのでしょう。
大学に入学した瞬間から「誰も入れないような企業にいくにはどうすればいいのか」を考えて学生時代を過ごしました。
— 小笠原羽恭 | Sales Marker CEO (セールスマーカー) (@SapphireUkyo) December 13, 2023
自分に足りないものは何か、どうすればその穴を埋められるのかを日々考え、行動し続けることで結果も出すことができた。
圧倒的な成果を生むための思考と行動は昔から変わりません。
大学ではコンピュータサイエンスを専攻していた小笠原氏は、ソフトウェア領域を研究テーマにプログラミングの勉強をし、プロダクトを作ることに注力していました。
彼の人柄などにも興味がある方は、ぜひ以下の動画も見てみてください。
エンジニアからコンサルタント、そして起業へ

小笠原氏のキャリアは、システムエンジニアとして始まりました。新卒で入社した野村総合研究所(NRI)では、入社後はブロックチェーンに関する仕事をしており、ジョイントベンチャーの立ち上げにもメンバーとして携わりました。この経験からも、彼の「自分で会社を起こしたいという気持ち」という思いは高まっていったと語っています。
その後、2019年にベイカレント・コンサルティングに転職。ここで彼は、戦略コンサルタントとして多くのクライアントの新規事業・営業戦略を支援します。様々な企業の戦略を支援していく中で、経営者として必要な要素を学んでいきました。
2021年、3人の仲間とともにCrossBorder株式会社(現在の株式会社Sales Marker)を共同創業。自らが代表を務め、インテントセールスという日本にはなかった概念に挑戦するSaaSプロダクトを立ち上げました。
営業の未来を変える「Sales Marker」とは?

「Sales Marker」は、インテントデータをもとに企業の"今、必要としているサービス"を可視化し、営業活動の無駄を削減するプラットフォームです。

「インテント」とは、日本語で「意図」や「目的」という意味の言葉で、ここで扱う「インテント」は、企業の担当者(顧客)がWEB検索を行った意図や目的のことを指しています。WEB検索の行動履歴からニーズを分析することで、顧客がどのようなサービスを欲しているのかを先回りして把握することができるというわけです。
具体的には、「Sales Marker」には以下のような特長があります。
- 検索行動やWeb閲覧履歴などのデータを活用し、見込み顧客のニーズを予測
- 営業タイミングの最適化によって、成約率の大幅向上を実現
- 従来の"テレアポ型営業"から、科学的・戦略的な営業スタイルへの転換を支援
"根性論"や"件数至上主義"が根強く、「いかに多くのリードに接触するか」「100件営業電話をして1件のアポ」などと言われていた日本の営業現場に対し、小笠原氏はデータと仕組みで効率を生み出す"インテントセールス"を武器に改革を推し進めています。
Sales MarkerはAI(インテントAI)を駆使して膨大なインテントデータをリアルタイムに解析。顧客の「今、欲しい」を見抜くだけではなく、営業する人がいつ、誰に、どのようにアプローチすべきかまで自動で判断します。
営業による顧客提案の最良タイミングを的確に示し、誰もが成果を出せるツールが「Sales Marker」なのです。
また、2025年5月にはビジネスパーソンのあらゆる業務を支援するためのAI機能を活用した新サービス「Sales Markerスーパーエージェント」の第一弾として「AIスライド」の提供を開始しました。(同年7月正式リリース)
AIスーパーエージェント「Orcha(オルカ)」、正式リリースです!!https://t.co/UBqcVuZRx0
— 小笠原羽恭 | Sales Marker CEO (セールスマーカー) (@SapphireUkyo) July 15, 2025
第一弾となる「AIスライド」は、提案書や企画資料など、ビジネスシーンで使えるスライドを生成するAIエージェントです。… pic.twitter.com/XoF5gcSbVX
営業が提案に使う資料作成に必要なリサーチからコーポレートブランドに合わせたスライドの自動生成までをカバーする新機能です。社内プレゼンや提案書、企画書の作成まで作成可能な機能のため、利用すれば業務の効率化は必至です。
Sales Markerにかける小笠原羽恭氏の想い

Sales Markerを単なる営業支援ツールとしてではなく、"人と企業の挑戦を後押しする存在"として育てたいという強い想いを小笠原氏は抱いています。
ここでは、社名変更に込められた意味や、小笠原氏および株式会社Sales Markerが求める人材像、社員一人ひとりの個性を尊重するカルチャーについて紹介します。
2023年12月に社名を変更
株式会社Sales Markerは、2023年12月に、元々の企業名であった「CrossBorder株式会社」から社名変更を行っています。
設立から2年で社名を変更した理由は、「会社を次のステージに進めていくため」とのことです。思い入れがありながらも認知度があまり高くなかったCrossBorderから、主要サービス名でもあるSales Markerへと社名を変更することで、今後の採用なども含めた会社運営の追い風としたかったということでした。
冒頭でも紹介した「全ての人と企業が、既存の枠を越えて挑戦できる世界を創る」というパーパスや企業のビジョン、バリューを設定したのも同じタイミングです。
株式会社Sales Markerに向いている人材
小笠原羽恭氏は、一緒に働きたい人として「挑戦したい人」と答えています。実際、株式会社Sales Markerでは、元々営業職をしていたけどマーケティングに挑戦したい!と言って入社し、マーケターとして活躍している社員もいます。
ハンバーガー屋を開く夢を持ち、様々な名店で修行をしたSales Markerセールスチームの店長 HIDEが提供する1日限定のスペシャルバーガー「Sales Burger」を食べてきました!
— 小笠原羽恭 | Sales Marker CEO (セールスマーカー) (@SapphireUkyo) December 10, 2023
席が座れないほどの満員でした🍔 pic.twitter.com/V4fIx5sUCz
それだけではなく、「子供の頃からハンバーガー屋をやりたかった」というメンバーが、1日限りのイベントとしてではありますが、実際にキッチンカーでハンバーガー屋さんを開いたこともあります。その他にも、誕生日の社員を全力でお祝いするなどといった風潮もあるとのこと。
株式会社Sales Markerには、一人ひとりの目標や夢をリスペクトして応援する環境があります。そんな中で、自分の成長を信じ「挑戦したい」という人が向いている人材と言えるでしょう。
小笠原羽恭氏の将来の展望

小笠原羽恭氏は、Sales Markerを通じて「誰もが効率的な営業」をできることを目指しました。このツールの開発には、営業職におけるネガティブな固定概念にとらわれて「営業職に挑戦したい」という人が諦めてしまうことをなくしたい、という想いも込められています。
Sales Markerは現在、主に商談化を上げるためのツールとして活用されているものですが、今後さらに機能を拡張させ、クロージングの段階まで利用できるサービスにしていきたいと語っています。
同じように、小笠原氏は今後もテクノロジーやデータを活用することで、誰もが既存の枠に捕らわれることなく、新しいことに挑戦していける、社会の課題を解決していける世界にしたいと考えています。
まとめ|小笠原羽恭が描く営業の未来と社会への挑戦

小笠原羽恭氏は、幼少期から社会課題への関心を持ち、大学でソフトウェア工学を学び、ITや戦略コンサルティングの経験を経て起業という道を選びました。そして現在、インテントセールスという新しい概念を日本市場に持ち込んだ「Sales Marker」で、営業の在り方そのものを変えようとしています。
彼の根底にあるのは「誰もが挑戦できる社会を創る」という強い意志。既存の枠組みにとらわれず、テクノロジーとアイデアを武器に課題解決に取り組む姿勢は、多くの起業家やビジネスパーソンにとって大きな刺激となるでしょう。
これからの時代、Sales Markerの今後の進化とともに、インテントデータとAIの活用は営業活動における新しい常識になるかもしれません。小笠原氏がこれからどのように日本の営業現場、ひいては社会全体を変えていくのか、その歩みに引き続き注目が集まります。